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スキムボード(スキムボーディング)と海で起きた事故の例

天候や海の状況、人工物による事故

<雷による事故>

    • 人や周囲に雷が落ちて死傷者が出た事故があります。遠くで雷の音が聞こえたり稲光が見えたときはすぐに安全な建物の中や車等に避難しましょう。

<カレントによる事故>

    • カレントに流されて命を落としてしまう事故があります。波が大きくなるとカレントも強くなります。
      天気図や波情報で、天気や波の大きさを予想して自分のレベルに合わせて無理しない事が大切です。
      カレントや潮の流れをしっかりと見極めましょう。危険だと感じたらすぐに海から上がりましょう。

<人工物に注意>

    • テトラポットの周辺は沖に向かう強いカレントの他にも、テトラポットに吸い込まれる潮の流れも発生します。
      テトラポットに吸い込まれて死傷者が出る事故もあります。不用意に近づかない方が良いでしょう。

<川の流れ>

    • 川の河口は海からの波と川の流れが入り混じって複雑な流れになっています。そのため、カレントは発生したり、海底に引き込む潮の動きができたりして危険です。
    • また雨で増水した川も危険ですのでスキムボーディングは絶対にやらないでください。

スキムボーダー同士の事故

<事故事例その1>

    • 同じ波の同じポイントを狙い、2人がお互いに気づかないでテイクオフ。そのまま激突してしまった。
      原因:波や行く方向ばかり見ていて、周囲を見ることができていない。
      予防:走る前にしっかり周りを確認してから走り出す。周りの人は、「危ない」と思ったら大きな声で危険があることを知らせる。

<事故事例その2>

    • 同時に同じ方向に走り出して、前でライディングをしている人が転んでしまい後ろから来た人が転んだ人にぶつかってしまった。
      原因:お互いの距離が近すぎたために起こってしまった事故。
      予防:同時に走り出したときは後ろにいる人が止まる。または安全な距離を確保する。

スキムボーダー以外の人との事故

<事故事例その1>

    • サーファーが乗ってきている波に向かって、スキムボーダーがテイクオフしてしまいぶつかってしまった。
      原因:周囲の状況を把握できていなかった。先行優先の事を理解していなかった。
      予防:先に波に乗っている人に優先権があります。先に波に乗っている人がいたらテイクオフしない。周りをよく見る。

<事故事例その2>

    • 釣りをしている人の前の波を狙ってテイクオフして、釣り糸に引っ掛かってしまった。
      原因:周囲の状況を把握できていなかった。
      予防:周りをよく見る。先に釣りをしている人がいたら邪魔をしないように気をつける。または場所を変える。

<事故事例その3>

    • 波打ち際で遊んでいる人の近くで転んでしまい、ボードをぶつけてしまった。
      原因:周囲の状況を把握できていなかった。混雑した場所でやっていた。
      予防:周りをよく見る。混雑しているビーチは避ける。場所を変える。

これらの事故は、どれもスキムボーダーの不注意から起きています。
混雑しているときは、たとえ良い波があっても無理なテイクオフはしない、またポイントを変えることも必要です。

事故を未然に防ぐためには

    • お酒を飲みながらのスキムボーディングは事故の元です。やめましょう。
    • スキムボーディングをする前に、波打ち際や波の状況をチェックするのは常識です。
      また、海全体の状況もチェックすると事故防止にも役立ちます。
    • 天気図や波情報、潮周りなどチェックすることで、これからコンディションがどのように変化するか予測しておくこと。
    • 波の大きさ、崩れ方、波の間隔などをチェックする。
    • 他のスキムボーダーがどのようなライディングをしているかをチェックすることは、バッティングなどの予防になります。

事故が発生した場合の処置

事故にあった場合、または怪我をした人を見かけた場合は速やかに対処、協力しましょう。

沖に流された場合

    • カレントに流された場合できるだけ逆らわずに、進めるルートで近い岸を目指す。
    • 漁船、ボード、航空機を見た場合は両手を頭上で左右に大きく振る。これは万国共通の救助信号。
    • 流された人を見かけたら、海上保安庁(118番)に連絡しましょう。
      また、近くにライフセーバーがいる場合は救助を求めましょう。

ケガ人の救助と対応

    • 海の中の場合は、早急に海岸に上げましょう。
    • 呼吸が止まっている場合は、応急処置をしましょう。なるべく早く医療機関に連絡、手配しましょう。
    • 怪我の程度により、病院や救急車の手配をしましょう。

あなたが怪我などで助けられたとき、また迷惑をかけた人にはお礼をするのが常識です。
今後ビーチでのスキムボーダーと、地元住民や漁業関係者との健全な関係を保つのに大切なことです。

まとめ

私たちの今までの経験を、この「スキムボードのルールとマナー」「スキムボードを楽しむための注意点」
「スキムボードと海で起きた事故の例」にまとめました。
内容をしっかりと理解すれば、皆さんのマリンライフが充実した楽しいものになることでしょう。
安全で楽しい時間を過ごせるように。スキムボーディングを始める人達への招待状として冊子の配布をしています。


<参考文献>

    • SERFER’S RULE&MANNER (法)日本サーフィン連盟
    • SKIMBOARD BIBLE (株)マリンアド

<スキムボーダーのルール&マナー制作協力>

    • オフィシャルスポンサー各社
    • S・S・Tコンサルティング
    • 澤田 久見子
    • スキムボーダー
    • 中田印刷