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スキムボードをするなら知っておきたい!海で役立つ応急処置(外傷、止血方法編)

スキムボーディングを楽しんでいる最中に万が一自分が怪我をしてしまったり、また、怪我をしている人を見かけた時に、応急処置の方法を知っているか知らないかで対応に大きく差が出てしまいます。
このページではスキムボードをしている時に起こりうる怪我等の応急処置の方法を説明します。

頭部を外傷した時の応急処置

頭部の外傷は波にのまれて砂浜に叩きつけられたり、スキムボードが激突したり、転倒などで頭部や顔面を強く打ちつけたときに起こります。このような時は次の処置をとって下さい。

  1. 頭皮顔面裂傷
    • 頭皮や顔面は体の他の部分に比べ血管が細かく集中しております。そのために他の部位のケガに比べ多量の出血があります。しかし、重症事故の場合は意識障害、内臓破裂、大腿骨骨折などがないかどうかも必ずチェックしましょう。 頭皮顔面裂傷の止血方法は指で傷のふちや、部位に応じて耳前部や下顎部を圧迫するか、清潔なガーゼをあて包帯で圧迫します。
  2. 頭部の打撲
    • 意識状態をまずチェックしましょう。なかなか意識が回復しない場合や、意識がだんだん低下していくような場合、意識不明になった場合、鼻や耳などから出血したり、左右の瞳孔の大きさが異なっている場合は手術を必要とするような頭蓋内出血の可能性があります。至急救急車を呼びましょう。
    • 救急車を待っている間は患者の頭部を動かさないようにします。頭部を少し高くして寝かせてください。頚椎も損傷している場合が多いので注意しましょう。
    • 意識がないときには体の右を下にした横向きの姿勢で寝かせ、気道がふさがることと、吐いたものが気管に入ることを予防します。また、そのときは何でもなさそうでも数日後に吐き気、めまい、頭痛を訴えたり意識を喪失したりすることがあるので、なるべく早く脳神経外科医の診察を受けましょう。

多量出血の場合の止血法

人間の全血液量は、体重1kg当たり約80mlで、一時にその1/3以上失うと生命に危険があります。きずからの大出血は直ちに止血をしなければなりません。

  1. 直接圧迫止血
    • 出血しているきず口をガーゼやハンカチなどで直接強く押さえて、しばらく圧迫します。この方法が最も基本的で確実な方法です。包帯を少しきつめに巻くことによっても、同様に圧迫して止血することができます。まず直接圧迫止血を行い、さらに医師の診療を受けるようにします。
    • 感染防止のために、ビニール袋やビニール手袋などを使用することが推奨されています。
  2. 間接圧迫止血方
    • きず口より心臓に近い動脈(止血点)を手や指で圧迫して血液の流れを止めて止血する方法です。止血は、直接圧迫止血が基本であり、間接圧迫止血は、ガーゼやハンカチなどを準備するまでの間など、直接圧迫止血をすぐに行えないときに応急に行うものです。直接圧迫止血を始めたら、間接圧迫止血は中止します。
    • <耳の前での止血>
      一方の手で頭を反対側から支えながら、耳のすぐ前で脈が触れる部位に他方の手のおや指を当て圧迫します。
    • <わきの下での止血>
      わきの下のくぼみから、おや指で上腕骨に向けて圧迫します。
    • <そけい部での止血>
      そけい部(股の付け根)に手のひらをあて、肘を伸ばして体重をかけて圧迫します。
  3. 鼻出血
    • 座って軽く下を向き、鼻を強くつまみます。これで大部分は止まります。
    • 額から鼻の部分を冷やし、ネクタイなどはゆるめ、静かに座らせておきます。
    • ガーゼを切って軽く鼻孔に詰め、鼻を強くつまみます。
    • 出血が止まっても、すぐに鼻をかんではいけません。
    • このような手当で止まらない場合は、もっと深い部分からの出血を考えて、医師の診療を受けさせます。
    • 鼻出血の場合、頭を後ろにそらせると、温かい血液が喉に回り、苦しくなったり、飲み込んで気分を悪くすることがあるので、上を向かせないようにします。
    • 頭を打って鼻出血のある場合は、止めようとむやみに時間をかけるのではなく、手当とあわせて直ちに119番通報します。