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スキムボードをするなら知っておきたい!海で役立つ応急処置(骨折、捻挫編)

スキムボーディングを楽しんでいる最中に万が一自分が骨折してしまったり、また、骨折をしている人を見かけた時に、応急処置の方法を知っているか知らないかで対応に大きく差が出てしまいます。
このページではスキムボードをしている時に起こりうる骨折や捻挫等の応急処置の方法を説明します。

海中でふくらはぎがつった時の応急処置

準備運動をしないで泳いだり、過労や睡眠不足の時に泳いだりすると足がつる(ふくらはぎの筋肉がケイレンして、激痛が走る・こむら返りともいう)ことがあります。このような時は次の処置をとって下さい。

  • まず体を丸めて水面に浮きます。
  • 次に大きく息を吸い込み、水中に顔をつけて、つったほうの足の指を思い切り手前にそ らせて引っ張ります。これをしばらく続け、激痛がおさまるのを待ちます。
  • 一度つったところは癖になって、またつる可能性があるので、痛みが治まった時に、その部分をよくマッサージし、ゆっくりと陸上へ向かいます。岸に上がった後も足を伸ばし、ふくらはぎの筋肉を十分にマッサージして下さい。お湯がある時はタオルに浸してふくらはぎに巻き付け、温湿布すると効果的です。

手足を骨折した時の応急処置

骨折すると機能障害、痛み、変形、腫れ、異常可動性、および骨折端が相互に触れて生ずるゴリゴリする音があります。折れた骨で神経や血管を傷つける危険性があるので、それらを傷つけないように副木を装着します。

  1. 処置法
    • 傷があれば傷の手当て、出血があれば出血の手当てをします。救助者は手を清潔な水で洗うか消毒し、患部に滅菌したガーゼか布をあて、止血します。ひもやバンドで無理に縛るのは危険です。
    • ダンボール等を使った応急副木を骨折箇所にあて、その上からあてものが動かない程度にひもで縛って固定します。
  2. 副木のあて方
  3. 副木について大切なことは、十分な強度と長さを持つことで、普通は骨折部位の上下の二関節を含めて固定するようにします。副木をあてるときには、骨折部位を注意深く引っ張って伸ばしながら固定することが必要ですが、危険を伴うので、応急副木をあてたら骨折箇所に負担をかけないように注意しながら医療機関に患者を運びましょう。

    • <上腕骨>
      肩から肘まで副木をあてます。
    • <前腕骨>
      肘から手の先にかけて副木をあてます。ダンボールの場合は腕全体をくるむように、板切れの場合は手のひらと甲側に2枚あてます。
    • <大腿骨>
      脇の下から足の先まで副木をあてます。体と副木の隙間は衣服等で詰めます。
    • <下腿骨>
      毛布、座布団、衣服などを折って、大腿の中間から足先までを包みます。ダンボールの場合は下腿全体をくるむように、板切れの場合は内側と外側に2枚あてます。
    • <手指>
      手指の骨折(つき指を含む)はあかやほこり・泥を流水で洗い副木をあてるか、または、折れていない隣の指といっしょに包帯で固定するかして形成外科医や整形外科医へ行きましょう。

手足を捻挫した時の応急処置

生理的に関節が動く範囲以上の運動を無理やりさせられたために、関節の構成成分の位置関係は正常でも、関節のまわりの組織が断裂したり伸びたりしたものです。

  • ぬれタオルや湿布薬等で冷やします。
  • 関節をひねった方向と逆の方向に固定し、安静に保ちます。手当てをしてもはれや痛みが一向に引かないばかりか、次第に強くなってくる場合は早く整形外科医に行きましょう。

手足の脱臼した時の応急処置

捻挫の場合以上に関節の運動範囲を超える無理な運動を行ったために、骨が関節からはずれた状態をいいます。とくに小児の肘関節は、急に手を引っ張ると脱臼しやすく、肘内障とよばれています。

  • ぬれタオルや湿布薬等で冷やします。
  • 関節を固定し、安静に保ちましょう。
  • 自分で戻そうとしないで早く整形外科医の診察を受け、もとに戻してもらいましょう。

アキレス腱を切った時た時の応急処置

多くの場合、激しいスポーツをしたときなどに発症します。 足関節を強く足背に屈曲し、ふくらはぎの筋肉を緊張させたときに起こります。多くはアキレス腱の付着部より上方2~4センチで起こり、断裂音が聞こえることもあります。断裂とともに腱部に鋭い痛みがあり、完全断裂の場合、歩行できなくなります。手で足の先を引っ張ると普通の状態より深く曲がります。また、完全断裂では断裂部位がへこむことがあります。

  • つま先は伸ばしたまま、途中で立ったり患部に負担がかかるようなことは避けて整形外科医の診察を受けましょう。
  • 完全断裂の場合は手術で腱を縫いあわせた後、ギプスを巻いて安静に保ちます。手術をしないでギプスを巻いて安静に保つことで治せる場合もあります。